展示会スケジュール

備前焼 清水政幸 作陶展

□2021/11/15(月)~11/20(土)
 午前11時~午後6時(最終日は午後3時まで)
 

釉薬を一切使わず薪の炎だけによって堅く焼き締められた土肌の【窯変】には、一つとして同じものがありません。
炎の芸術【備前焼】作家の清水 政幸(しみず まさゆき)先生の個展です。
花器と酒器を中心に向付、湯呑など「手にとってお楽しみいただける備前焼」が並びます。

勝間田(かつまだ)土、寒風(さむかぜ)土、下り松(さがりまつ)土など採土した土地により性質が異なる土を使い分け、備前焼の代名詞とも言える、緋襷(ひだすき)や胡麻(ごま)、 牡丹餅(ぼたもち)、桟切り(さんぎり)など焼き色と柄にも工夫を凝らした作品からは備前焼の真髄を堪能できます。 

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備前焼を作るには、まず土づくりが大切です。
自然の中に眠っていた良質の土から砂粒や木屑を手で取り除きます。
この作業を経ることで均質過ぎない粘土が出来上がり、土に命が宿るのです。

酸化焼成された下り松土の作品は土肌のきめが細かく、明るくしっとりとした味わいが魅力です。
また、黒手になる勝間田土は派手ではありませんが実に存在感が豊かです。徳利、ぐい呑、湯呑、壺など勝間田土のジワリとした土の表情を是非ご高覧ください。
また比較的お手ごろな価格の汲み出し湯呑なども並び、使って楽しむ作品が目を引きます。
清水さんのファンならずともぜひご覧になっていただきたい個展です。

 
清水政幸さんと弥生さんのホームページも、どうぞのぞいてみてください。
 
【 陶  歴 】
 昭和18年 横浜市戸塚区笠間街に生まれる。
 昭和42年 備前焼独特の「土」の魅力にひかれ、森 陶岳の門を敲く。
 昭和50年 備前長船の土師(はじ)に、半地下式窖窯を築窯する。(以後年2回焼成)
 昭和53年 昭和53年4月3日開窯の師・森 陶岳の「相生大窯」(全長50メートル)の仕事に参加。
 昭和56年 新しく窖窯を築窯。(年2回焼成。平成17年まで。)
 昭和58年 1月 東京・南青山グリーンギャラリーにて備前作陶展開催。(以後し、昭和60・62・63年に開催。)
      6月 第17回備前陶心会展にて「山陽新聞社賞」受賞。
 昭和61年 4月 天満屋にて作陶展。
 昭和62年 8月 日本伝統工芸展入選。茶の湯の造形展入選。
 平成 3年 ぎゃらりいおくむらにて作陶展開催。(以後隔年~開催)
 平成 4年 東京新宿・小田急百貨店にて作陶展開催。(以後隔年~開催)
 平成 5年 1月 第24回備前陶心会展にて「山陽新聞社賞」受賞。
 平成 6年 3月 森 陶岳師の「寒風大窯」に参画。(全長53メートル・焼成期間60日)
      日清めん鉢大賞展入選。ビアマグランカイ入選。
 平成15年 4月 森 陶岳師の新大窯に参画。(全長90メートル)
 平成18年 7月 窖窯を新しく築窯。
      12月 初窯出し。
 平成23年 6月 東京日本橋三越本店にて作陶展開催。
 平成24年 3月 岡山天満屋葦川会館にて森 陶岳大窯一門展開催。
 平成27年 東京赤坂ぎゃらりー小川にて作陶展開催(以後毎年)。
 平成28年 新大窯プロジェクト終える。
 
 陶友会会員、陶心会会員。
 
* * * * * * * 作家全日在廊 * * * * * * *
 

アトリエみさき ハンドクラフト展2021

□2021/11/08(月)~11/13(土)
11:00AM~7:00PM(最終日は5:00PM)

――■ 出品作家 ■―――――――――――――
    押し花と手づくり : 竹内美佐子
         キルト : 佐藤 隆平
         銅版画 : 服部まき子
―――――――――――――■ 出品作家 ■――
  
押し花・キルト・銅版画・刺繍の楽しいコラボレーションです。クリスマスデコレーションも楽しめますよ!

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アトリエみさき ハンドクラフト展は今回が25回目。なんと25年目の秋となります。

コンテンポラリーキルターとして活躍する佐藤隆平さん、かわいいフクロウや猫をモチーフにした銅版画の服部まき子さん、そして絵画の域にも達する芸術性の高い押し花は竹内美佐子さん。3人のハンドクラフト作家がコラボレーションしたグループ展です。

会場ディスプレイとコーディネートは佐藤隆平さんが担当。楽しいクリスマス・デコレーションに魅了される 暖かいハーモニーに満ちた会場となりました。

はら かおり 作陶展

□2021/10/18(月)~10/23(土)
11:00AM~7:00PM(最終日は5:00PMまで) 

 猫の作品を中心にオブジェ、灯り、プランター等を発表している陶芸家【はら かおり】さんが時間と空間に思いを巡らせて作陶した陶芸展です。

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2004年の個展「風にふかれて」で倫理的・宗教的な森を散策した原さんは「ふわり」(2005年)、「ぽっかり」(2006年)で抽象化された立体に遊び、2007年と2008年は一転して猫という身近にありながら神秘的で芸術的な生き物をテーマに制作しました。

2009年は~赤坂・猫の森カフェ~で、テーマは同じ猫ながら一転してユーモアとウイットあふれる楽しい世界を展開し、2010年の「優しい時間」では、小春日和のように温かな、ネコと人の日常を陶土で表現してくれました。

また、2011年の「鎮守の森」では~自然の中で、人も動物も同じように生かされ守られている
~そんな安心で楽しい世界を陶人形で描きました。そして東日本大震災後の2012年の個展「Life vol.1」では本当の豊かな時間とは何なのかを問いかけました。

アートとクラフトの両面から現代陶芸のあり方を見つめる原さんの面目躍如というところですね。
2013年の『野良猫公園』、2014年の『猫が棲む』、2015年の『何処へ』を経て、2016年は『猫展』。
2017年の『モノガタリ』では使い手それぞれが作品に対峙して、鑑賞者が自らの考えを物語るという試みを行いました。
2018年の『気配』と2019年と2020年の『Labyrinth(迷宮)』ではどこの空間に、どんな時代に迷い込んだのかわからないような街の情景を造形した作品群を展開。
そのどこか哀愁を帯びたような独特の世界は不思議な憧れとノスタルジアを喚起してくれます。
ふと懐旧の思いにとらわれるような心象的な作品となっていました。

2020年の個展では【灯り】がメインテーマとなりました。

ネコをティーポットに仕立てた可愛い照明器具もあれば
今まで見えていなかった自分の内面と静かに向き合うことが出来るように思える作品もあります。

これからも、はらさんの作品がどのように進化(深化)していくのか、いまから楽しみでなりません。
はら・かおりさんの人と作品 は以前の記事ですが、店主サイト【"モノもの"応援帳】にて詳しくご紹介中。どうぞのぞいてみてください。 

【 はら・かおり Profile 】
1959年 東京生まれ
1980年 大学在学中より陶芸に親しむ 吉祥寺「アトリエ飛行船」に通う
1982年 東京理科大学 数学科卒業
1987年 築窯「りんご窯」と名付ける
1991年~1993年 ロフトにて猫の作品を販売
1993年9月~1995年3月 イタリアに遊学 フィレンツェにてテラコッタと絵付けを学ぶ
1999年 岐阜県土岐市主催「ユーモア陶彫展」に入選
2001年 所沢に「Atelierうふ」を開設
2008年 静岡県河津町に「宇普庵」を開設
2011年 平成招き猫100人展 大賞
1988年~個展・グループ展を中心に活動 現在は所沢の自宅にて制作中
 
はら・かおり作陶展「野良猫公園」 in 東京赤坂ぎゃらりー小川 を You Tube でご覧いただけます。

手作り4人展

□2021/09/27(月)~10/02(土)
11:00~19:00(最終日は5:00PMまで)

創作レザーアクセサリー作家 小島厚子さんを中心に、京都で土ものの作品を制作されている斎藤裕美子さん、絵付け陶器の新藤恵美子さん、創作陶人形の小山 透さんらが集まった「手作り4人展」です。

陶芸・皮革のジャンルから4名の作家が集いました。 様々な年代のクリエイターによる幅広いジャンルの工芸作品を通して、それぞれの素材の魅力と、オリジナリティ溢れる作家の創作エネルギーに直に触れて頂けるグループ展となっています。

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〘アトリエ叡麓山房〙の斎藤さんは、京都比叡山の麓に陶房を構える作家さんです。
京都大原のお寺にお勤めの傍ら、土ものの作品を製作されています。
目に見えない命をかたちにすることを試みた「いのちのかたち」や人々の真摯な祈る気持ちを素朴な形で表現した「握り地蔵」のオブジェをライフワークとして作り続けるとともに日常使いの食器等も製作されています。

新藤恵美子さんは今回が初参加となります。エジプトとオリエントをモチーフにした素敵な絵付け陶器です。

神奈川県座間市に住む小山 透さんは陶人形作家です。2014年に開催された「陶ひなコンテスト in 有田」では、小山 透 作「春を迎え親子雛」が第3位(佳作)を受賞。陶磁器「有田焼」の産地として知られる佐賀県有田で高評を得ました。
小山さんは、市内の芸術家で構成される「アーティストファイル」にも加盟する立体造形作家。本業である工業デザイナーの技を活かした創作がユニークです。

小島さんの作品の特徴は彫金の経験から皮革を金属のように仕上げていること。お母様の­趣味のレザークラフト、お父様の趣味の油絵、自らの彫金の技術を合体させて独自の作風­を確立した創作レザーアートです。デザインはユニークで面白く、そして楽しい。実用的­には超軽量。長く使うほどに独特の艶が出てきます。

――■ 出品作家 ■―――――――――――――――――――――――――――――――――
         陶土のオブジェ  / 「アトリエ叡麓山房」斎藤裕美子
           絵付け陶器  / 新藤恵美子
        陶人形・創作人形  / 小山 透
        皮革アクセサリー  / 「創作レザーアクセサリーWELL」小島厚子
―――――――――――――――――――――――――――――――――■ 出品作家 ■――

キャッツ in AKASAKA

□2021/09/07(火)~09/22(水)会期中日曜休み
11:00~19:00(最終日は6:00PMまで)
※ 20日の敬老の日は通常通り開廊します

出品作家
 泰木窯  重高洋二  はら かおり  東 早苗  北川悠紀  水留良雄

可愛かったり、楽しかったり、何か面白かったり、 どこか懐かしいような猫の作品を作る猫クリエイター六人が集いました。会場は陶芸作品を中心に展示され、壁面には猫をモチーフにした絵が彩りを添えます。

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●泰 木 窯 ~ 秩父に近い飯能市の山あいに窯を構え、ご夫婦で作陶活動をしています。使って楽しい陶器の食器を出品します。 
●重高 洋二 ~ 新鋭アーティスト。何か言いたげな猫たち... シンプルなデザインに、猫に、魅せられます。
●はらかおり ~ 埼玉県所沢市在住の陶芸作家。今回は陶器の猫と灯り(照明器具)を出品。他にプランターや食器も並ぶ予定です。
●東  早  苗 ~ 平成25年 九谷焼伝統工芸士に認定されました。気鋭の九谷焼陶芸作家です。今回は置物と食器を出品します。
●北川 悠紀 ~ 有田焼の若手陶芸家。作品に対して真心を持って向き合い〝よいものづくり〟に日々精進している有望な新人です。
●水留 良雄 ~ 益子焼(栃木県)の陶芸家。ほっこりあたたか、ノスタルジックな釉調で心にしみいるような優しいうつわです。

店主のコメント
猫クリエイター六人が集いました。伝統工芸と現代陶芸、陶器と磁器、平面と立体、個性豊かな作風など六人のコントラストが際立つ変化に富んだ内容にご注目ください。
正にネコ好きによるネコ好きのためのネコ展です。   【書き手:小川純一郎】

本間友幸 作陶展『安曇野の宝箱』

□2021/08/18(水)~08/28(土)会期中日曜休み
 11:00AM~7:00PM
 

長野県安曇野市在住の陶芸作家 本間友幸さんの作品は、いずれも端正で格調高く、気品に満ちています。今回、当ギャラリーにて個展を開催できる運びとなりました。ぜひ多くの方々にご高覧賜りますようお願い申し上げます。

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長野県安曇野市在住の陶芸作家 本間友幸さんは10代より作陶を続け、オリジナル釉薬による作品を数々発表しています。作品の発表は日本、韓国、ドイツ、アメリカ、フランス、ポーランドに及び、日本陶芸展入選をはじめとする多数の入選入賞歴は陶芸家としてたいへん高く評価されていることを物語っています。
その作品は、いずれも端正で格調高く、気品に満ちています。今回、当ギャラリーにて個展を開催できる運びとなりました。

今回の個展では新作として【結晶釉(ピンク)】の作品が並びます。また数年前のグループ展で発表されたフリーカップに用いられた【練り上げ】技法で皿、鉢などの器も制作。会場に華を添えてくれることでしょう。
【結晶釉(ピンク)】と 【練り上げ】に加え、【青い器】が並びます。【青い器】は本間友幸(ホンマトモユキ)のクラフト部門を代表する作品です。ぜひ多くの方々にご高覧賜りますようお願い申し上げます。

店主ブログでは本間友幸さんの作品『結晶釉』を御紹介中です。どうぞのぞいてみてください。

<略歴>
1993年 小林陶春 師事
1995年 台湾・故宮博物館・ベトナム 陶芸視察
1996年 ミャンマー陶芸視察
1997年 長野市にて開窯
1999年 長野/朝陽館ギャラリー蔵にて個展
2000年 
東京南青山/蔦サロン出品 松本/工芸家ショップ聞にて二人展「人形と語らう器展」 小布施/BUDギャラリー蔵にて個展「薔薇貫入釉のカップ展」
2001年
塩尻/シャルドネにて個展「くつろぎの器 萩・粉引展」
松本/翁堂蔵のギャラリーにて個展「薔薇貫入釉の香炉展」
鬼無里/いろは堂ギャラリーにて個展「薔薇貫入釉の可能性」
韓国陶芸視察 東京中野/くらしのギャラリーやよいにてグループ展
長野/平安堂にて個展「薔薇貫入釉 銀彩展」
2002年
鬼無里/いろは堂ギャラリーにて五人展
更埴/やじろべえにて個展「炎をいだく薔薇」
東京/くらしのギャラリーやよいにてグループ展
鎌倉/三河屋ギャラリーにて個展
鬼無里/いろは堂ギャラリーにて個展「砂漠の薔薇」
静岡/千代田画廊にて個展「薔薇貫入釉の世界」 長野県工芸会会員推挙
2003年
カンボジア陶芸視察 
塩尻/シャルドネにて個展「光彩の薔薇」
松本/蔵みーるにて六人展
長野/ギャラリー82にて作陶十周年記念展「薔薇貫入釉 釉象嵌」
2004年
鬼無里/いろは堂ギャラリーにて二人展「青の波紋展」
須坂/ぶらり館にて個展「100丼展」
長野/朝陽館ギャラリー蔵にて個展「手の中の器たち」
小布施/よしのやにて個展「薔薇貫入釉 色象嵌展」
八戸/海辺のギャラリー左馬にて個展
2005年
弘前/中三弘前店にて個展
那覇/ピアチェーレにて個展
松本/井上百貨店にて個展
須坂/ぶらり館にて焼き締め陶展「やりぶすま」
名古屋/APAホテルにて二人展
八戸/海辺のギャラリー左馬にて「灯り展」
小布施/バド・よしのや・笑鬼の三会場にてグループ展「陶でJamる」
弘前/中三弘前店にて個展「趣味の茶道具展」
八戸/海辺のギャラリー左馬にて個展「茶道具展」
中野/森田書店にて二人展
2006年
仙台/藤崎本館にて個展
静岡/千代田画廊にて個展「陶の灯」
柏崎/風の座にて二人展
松本/井上百貨店にて個展
須坂/ぶらり館にて倉島玲子氏(油彩)と二人展
小布施/バドにて金井真一「写真でJamる」に出品
2007年
東京ドーム/テーブルウェア・フェスティバル出店
多治見/織部うつわ邸にて小池智久氏と二人展
千曲/La Foretにて個展「燃ゆる薔薇」
岡部/ギャラリー未来にて二人展
中野/信州中野銅石版画ミュージアムにて回顧展「無限の再生」
須坂/ぶらり館にて個展「薔薇貫入釉と織部」
東京目黒/ギャラリーやさしい予感にて色匂ふ展
東京北青山/ギャラリーけやきにて二人展
2008年
東京広尾/ギャラリー旬にて個展「薔薇貫入 本間友幸」
東京ドーム/テーブルウェア・フェスティバル出店
東京目黒/ギャラリーやさしい予感にて色匂ふ展
須坂/グループ展
甲斐/ギャラリーP(A)にて色匂ふ展
多治見/織部うつわ邸にて個展「織部と薔薇貫入釉」
柏崎/風の座にてグループ展
須坂/H・C・A企画事務室開設
須坂/陶窯薔炎彩(しょうえんさい)開窯
つくば/ギャラリー彩花にて二人展
須坂/ぶらり館にて個展「生活工芸展 食の器」
柏崎/風の座にて二人展
甲斐/ギャラリーP(A)にて色匂ふ展
長野/ギャラリープラザ長野にて作陶十五周年記念展「孤高の薔薇」
東京銀座/松屋にて個展「薔薇の記憶」
東京神楽坂/フラスコ神楽坂にて色匂ふ展
2009年
東京ドーム/テーブルフェア・フェスティバル 出店
東京新宿/伊勢丹本店にてグループ展
東京神楽坂/フラスコ神楽坂にて色匂ふ展
甲斐/ギャラリーP(A)にて色匂ふ展
長野/横文にて「陶窯薔炎彩・陶展」
柏崎/風の座にてグループ展
須坂/事務室開き開催
長野/横文 盆器展出品
安曇野/工房及び事務室を移転
清里/清里北澤美術館にて開館二十周年記念「本間友幸 薔薇貫入釉陶芸展」
東京神楽坂/フラスコ神楽坂にて色匂ふ展
2010
長野/善光寺境内にて個展「陶の灯り」
東京神楽坂/フラスコ神楽坂にて色匂ふ展
甲斐/ギャラリーP(A)にて色匂ふ展
1人クラフト展開催
長野市鬼無里/いろは堂にて個展
須坂/ぶらり館にて個展。陶窯薔炎彩陶展~生活工芸展 食の器~「唐津」
小布施/よしのやにてグループ展
東京神楽坂/フラスコ神楽坂にて色匂ふ展
佐久/元麻布ギャラリー佐久平にてグループ展
長野及び伊那/ 長野県優秀作品展覧会 出品
2011
佐久/元麻布ギャラリー佐久平にて、チャリティー展出品
須坂/ぶらり館にて個展。陶窯薔炎彩陶展「鼠志野」
東御/すみれ屋にて個展。陶展本間友幸「万緑の薔薇」
松本/翁堂にて二人展「薔薇の器展2」
越谷/ギャラリーCreaにて個展。本間友幸陶展~薔薇のいずみ~
甲斐/ギャラリーP(A)にて色匂ふ展
小布施 /よしのやにて個展。陶窯薔炎彩陶展~生活工芸展 食の器「なみなみ」
東京神楽坂/フラスコ神楽坂にて色匂ふ展
佐久/元麻布ギャラリー佐久平にてグループ展
2012
長野及び伊那/next信州新世紀のアーティスト2011 出品
須坂/ぶらり館にて個展。陶窯薔炎彩陶展「注ぐ器」
甲斐/ギャラリーP(A)にて色匂ふ展
松本/二人展。薔薇の器展3
佐久/元麻布ギャラリー佐久平にてチャリティー展
長野/グループ展
山ノ内/志賀高原ロマン美術館にてグループ展「NAGANO新CONCEPTUS」
東京神楽坂/フラスコ神楽坂にて色匂ふ展
長浜/黒壁美術館にて個展「長石釉~紅と白のコラボレーション本間友幸陶展」
名古屋/ドームやきものワールド招待出品
佐久/元麻布ギャラリー佐久平にてグループ展
2013
須坂/ぶらり館にて個展。本間友幸陶展
長野/八十二文化財団ギャラリープラザ長野にて個展。作陶20周年記念「本間友幸の陶技展」
松本/翁堂にて二人展「薔薇の器展4」
八戸/個展
大阪梅田/梅田阪急百貨店にて個展
東京神楽坂/フラスコ神楽坂にて色匂ふ展
2014
須坂/ぶらり館にて個展「カップ展2~三彩を中心に~」
松本/翁堂にて二人展「薔薇の器展5」
パリ/パリ・ジャパンエキスポ招待出品
小布施/BADにて個展。陶窯薔炎彩陶展~カップ展3~
甲斐/ギャラリーP(A)にて色匂ふ展
須坂/割烹能登忠にて個展。パリ・ジャパンエキスポ招待出品記念本間友幸陶展
八戸/三春屋百貨店にて個展。雪の華・薔薇の花 本間友幸作陶展
2015
須坂/ぶらり館にて個展。雪の華 亜鉛結晶

<受賞歴>
日本陶芸展入選
大韓民国世界陶磁国際公募展入選
一水会 陶芸部展入選
菊池ビエンナーレ入選
伝統工芸新作展入選
世界工芸展入選
新日本陶芸展入選
国展入選
全陶展入選
陶芸財団展入選
彩陶展入選
欧州美術展入選
テーブルウェア・フェスティバル入選
現代茶陶展入選
東京・ニューヨーク陶芸コンテスト入選
富士火災アートスペース入選
大滝村北海道展入選
北の菓子器展入選
盆栽の器展入選
雪のデザイン展入選
アジア現代美術展入選
金沢わんONE大賞入選
花の器コンテスト入選
抹茶茶碗コンテス入選
酒の器創作展入選
大阪工芸展入選
多治見市美術展入選
長野県美術展入選
長野県工芸展入選
長野県工芸会秀作選抜展選抜
信州の工芸美術入選
北信展入選
日宝展入選
長野県工芸展 信濃毎日新聞社賞
東京陶芸展 奨励賞
生活陶器コンテスト奨励賞
岡山セラミックコンペティション奨励賞
IAC美術展新人賞
勤労者美術展 厚生労働大臣賞

少年ハリウッド原画展「僕たちの自意識」

□2021/07/22(木)~07/25(日)
12:00~18:00(最終日は16:00まで)【全日完全予約制】
ご予約はこちらからどうぞ

 少年ハリウッド
 『少年ハリウッド』(しょうねんハリウッド)は、橋口いくよによる日本の小説。E★エブリスタにて配信後、2012年7月に小学館文庫より刊行された。2014年6月に書き下ろしを含め、全てのストーリーが収録された完全版が刊行された。2015年7月より“アニメ×小説×ぜんハリ”を掲げるプロジェクトが進められており、2014年7月より9月までテレビアニメ第1期が放送され、2015年1月より4月まで第2期が放送された。 (Wikipediaより引用)

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普通のアイドルアニメじゃない!?

アイドルになろうと人間らしくもがく青少年たちをリアルに描いた「少年ハリウッド」。。。

『少年ハリウッド』第26話は手描きのライブシーンのみで構成された伝説の最終回となりました。
ダイジェスト版だったライブ映像を完全版にさせたい!その願いから2016年に
「TVアニメ『少年ハリウッド』第26話を完全版にさせたい!応援プロジェクト」と題したクラウドファンディングが行われ、
支援金により「少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR YOU-完全版」が完成しました。

新型ウイルスが流行し、先が見えない今こそ、一筋の光を。。。
このたび、当ギャラリーではファンとスタッフの願いと情熱の結晶である原画たちを展示いたします!
会場内では複製原画集などのグッズ販売もしております。

ウイルス感染防止のため予約制となっておりますが、無料入場です。
くれぐれも体調と安全第一で、夢のライブを観にお越しください。

※定員に達していない回は予約なしで入場できる場合もございますが、可能な限り予約をお願いいたします。

♪ハロー世界/少年ハリウッド【少年ハリウッド-HOLLY STAGE 49-OP】

おつつみ市~手ぬぐいと風呂敷~

□2021/06/14(月)~07/16(金)
11:00~19:00(最終日は5:00PMまで)
 

古くからの生活道具である「手ぬぐい」と「風呂敷」は、汗を拭ったり物を包んだり色々に使えて便利ですね。
オシャレな「手ぬぐい」と「風呂敷」をご紹介する「おつつみ市」では風呂敷の普及と風呂敷文化の復興に努める京都の老舗「宮井」「むす美」「有職 YU-SOKU」の風呂敷を展示販売。
花のお江戸の情緒・風流・心意気を巧みに映した、東京は谷中「いせ辰」の品や、横浜から「新しい和」を発信するテキスタイルブランド「濱文様」の品なども賑やかに並びます。手頃な価格のギフトやお土産としても重宝します。どうぞお楽しみください。

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『おつつみ市』は手ぬぐいと風呂敷の魅力をご紹介する展示即売の企画展です。

手ぬぐいを「昔のタオル」とイメージする方が多いかもしれません。しかしながら手ぬぐいとタオルは、まったく別のものです。
まず、絵柄が多彩でコレクション性の高いことが魅力です。「市松」「青海波」「雪輪」といった伝統文様から「パンダ」まで豊富なデザインは見ていて飽きることがありません。なかには誰もが知る葛飾北斎の「富嶽三十六景」のなかに豆柴と黒柴を、こっそりと忍ばせるなど機知にとんだパロディものもあります。

現代と古典の美術工芸を組み合わせ、着想を得ることで日本のアート&クラフトデザインの魅力を新たな視点で見つめ直すことのできる和心アイテムが「手ぬぐい」なのです。

もちろん手ぬぐいは実用的にも衛生的で機能性にも大変優れています。

 ●理由その壱:生地が薄いためコンパクトに畳めるので収納に優しい。
 ●理由その弐:縦と横の糸だけで織られた平織り構造は糸と糸の接点が少ないため、汚れが落ちやすい。
 ●理由その参:晴れた日なら干して30分もすれば、さっさと乾くほど手ぬぐいは乾くのが早い。
  ※ 縦の両端が切りっぱなしで縫われていないことが理由です。ハンカチなど端を縫っているものと比べて、ずっと早く乾きます。
   ほつれた糸はハサミで切り洗濯を重ねることで、ほつれが端から1~1.5センチ程度まで進むと、それ以上はほつれなくなります。
 ●理由その四:両端を縫っていないので、汚れが端に溜まらずに衛生的。

手ぬぐいはタオルやハンカチのような用途以外にも、物を包んだり、首や頭に巻いたり、枕に敷いたりと、布として活用できる範囲が日本の風土と日常生活にとても適応した便利グッズです。

身近な手ぬぐいを通して古今の文化をつなぐ豊かな水脈をご堪能いただければ幸いです。

次に掲げるのは「風呂敷」です。
今回は風呂敷に馴染んで頂きたいと思い、手頃な50センチ角の小布チーフ(税込価格\660)を100種類近くも集めました。
布地は綿素材の中で最も人気のあるシャンタン生地を使用しています。繰り返し洗えて重い荷物も安心して包める丈夫さがあるため、用途はハンカチや食事時のひざ掛けにしたり、御弁当包みにしたりして活用できます。
またちょっとしたギフトのラッピングクロスに使ったり、ミニタペストリーとしてお家に飾るのもお洒落です。

絵柄も豊富。鳥獣戯画にはじまり歌麿、写楽、北斎、国芳の浮世絵から尾形光琳の「燕子花図屏風」、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」まで日本美術〈夢の競演〉が見られます。
ほかにも北欧デザイン調から四季の意匠まで多彩なバリエーションがありますので、お正月、雛祭り、桜、端午の節句、あじさい、七夕、金魚、花火、お月見、ハロウィン、紅葉、クリスマスと集めれば季節を巡るお部屋の歳時記飾りが揃います。

90~120センチ角の大判サイズの風呂敷も、伝統柄をリスペクトしながらもモダンでファッショナブルなデザインを採用したり、新しい発想で使い方のアイデアを提案したりすることで人気が高まっています。
人間国宝・文化功労者の芹沢けい介の型絵染や正倉院の宝物裂を再現した風呂敷も、泰西名画を手軽に楽しむ感覚で身近なものとなりました。

風呂敷の人気の理由はなんでしょうか?

 ●理由その壱:用途が広いので便利です。ギフトラッピングにすれば贈り物に「風呂敷包み」で気持ちを添えることができます。
        日常使いでは、例えば四隅の隣り合う部分を結びハンドルを二つ作れば即席の買い物袋になります。
        スイカや酒瓶などの丸くて重いもの、不定形なものを複数包むのにも最適です。
        余話ですが、骨董屋さんの丁稚奉公は風呂敷の包み方を教え込まれるそうです。
 ●理由その弐:ウエストポーチやお散歩バックとしてファッションアイテムに使えます。
 ●理由その参:インテリアで楽しめます。タペストリーやテーブルクロスとして装飾的に活用できるのはもちろん
        ティッシュボックス包み、植木鉢カバー、籠の覆いやクッションカバーなど工夫次第でいろいろと実用的にも使えます。
 ●理由その四:素材のほとんどは綿ですので、丈夫で繰り返し洗濯が出来ます。
        風呂敷はエコバッグとして使える環境にやさしい暮らしを実践するための強い味方です。

以上のような実用性に加え、風呂敷には日本独特の美意識や精神が込められています。
風呂敷そのものに雅趣があるのも長所です。美しい柄や風合いが使う人の心をきっと豊かにすることでしょう。

これまでスペースの制約からまとまってご紹介することの難しかった和布の魅力を、楽しくひも解く展示会となっております。どうぞお見逃しなく。

手ぬぐいのお値段 \880~\1,320(税込価格)/大判風呂敷のお値段 \1,650~\4,400(税込価格)

――■ つくり手  ■―――――――――――――――――――――――――――――――――
    横浜捺染(よこはまなっせん)で染め上げた手ぬぐいと風呂敷の「濱文様」
            京都のふろしきメーカー「むす美」
       風呂敷の普及と風呂敷文化の復興に努める京都の老舗「宮井」
       昭和23年創業の京都の老舗風呂敷メーカー「有職 YU-SOKU」
         木綿の風呂敷と粋な手ぬぐいの江戸の老舗「いせ辰」
                           ※すべて安心の日本製です
―――――――――――――――――――――――――――――――――■ つくり手 ■――

『おつつみ市』が7月2日(金曜日)読売新聞朝刊で紹介されました。【TOKYOウィークエンド イベント情報】欄です。
大手新聞だけに、ご覧いただきました方も多いようです。ご来店の際、新聞を見て来ましたとお声がけ頂けることが何度かありました。

2021 OTSUTSUMIICHI-yomiuriNEWS

手作り4人展

□2021/05/31(月)~06/05(土)
11:00~19:00(最終日は5:00PMまで)
 

創作レザーアクセサリー作家 小島厚子さんを中心に、「あとりえ うおぷく」の大平晃司さん、「アトリエDOUMU」の八百下樹実子さん、そして縄文風陶器の籾山文子さんが集まった「手作り4人展」です。

陶芸・染色・皮革・ガラスのジャンルから4名の作家が集いました。 様々な年代のクリエイターによる幅広いジャンルの工芸作品を通して、それぞれの素材の魅力と、オリジナリティ溢れる作家の創作エネルギーに直に触れて頂けるグループ展となっています。

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『あとりえ うおぷく』大平晃司さんは【染めの仕事】です。東京新宿の染色工房で働き覚えた伝統的染色技術を活かして、オリジナルデザインのバッグ・ポーチ・ブックカバー・Tシャツなどの作品を制作しています。
デザイン・図案を考えて型紙を作り、摺り込み染を主に柿渋染・絞り染・浸染で白生地を染め、その生地を裁断・縫製して仕上げるまで、正に首尾一貫した一人の手仕事です。絵柄はネコ・カエル・フクロウ・タツ・ウサギなどのキャラクターものが中心。バッグの持ち手の凝りようなど、既製品では決してお目にかかれない魅力的な逸品ながらも、お値段が大変手ごろというのが、また嬉しいところです。

『アトリエDOUMU』八百下樹実子さんは今回、初の参加となります。ステンドグラスの工房で働き技術を習得。独り立ちしてからは主にランプを制作の柱としています。キャリア35年の熟練した腕前から作り出される作品は全てがオリジナルの一点もの。女性に好まれるフェミニンな作風と手頃な価格が魅力です。

【縄文風陶器】の籾山文子さんは今回、初の参加となります。縄文の趣きを大切に焼いた手びねりの一点もの陶製品です。土の温もりと地球のかけらのパワーを感じて楽しんでいただけたらと思います。

『レザーアクセサリーWELL』小島厚子さんの作品の特徴は彫金の経験から皮革を金属のように仕上げていること。お母様の趣味のレザークラフト、お父様の趣味の油絵、自らの彫金の技術を合体させて独自の作風を確立した創作レザーアートです。デザインはユニークで面白く、そして楽しい。実用的には超軽量。長く使うほどに独特の艶が出てきます。

――■ 出品作家 ■―――――――――――――――――――――――――――――――――
           創作染め  / 「あとりえ うおぷく」 大平晃司
          縄文風陶器  /  籾山文子
        ステンドグラス  / 「アトリエDOUMU」 八百下樹実子
       皮革アクセサリー  / 「創作レザーアクセサリーWELL」小島厚子
―――――――――――――――――――――――――――――――――■ 出品作家 ■――

清水弥生 備前のむのむ展

□2021/05/10(月)~05/15(土)
11:00AM~6:00PM(最終日は3:00PMまで)
 
─ 馥郁たる土味、千変万化する窯変の趣き、土と炎が織りなす備前焼。─

【清水弥生さんからのメッセージ】
新緑の季節となりました。個展の催しも今回で16回目となります。
このたびは「おいしく珈琲を飲む」「料理の彩りを活かす」をテーマに
展示いたします。お忙しいと思いますがどうぞおはこび下さい。 
 
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備前焼の伝統に現代の生活感覚を取り入れた「使える」焼き物を、手捻りで作陶している清水弥生さんの個展は
平成元年の第一回展に始まり、隔年の開催。 今回で第16回展を迎えます。
 
備前の魅力はその陶土の特質にあります。
絵付けをせず、釉薬も掛けない『焼き締め』だけに土がとても大事。
備前の土は田圃の下の土ですが、そのままで使うことはありません。 土の力を十分引き出すために、
土づくりには大変な労力と手間ひまを掛けています。
こうして精製し熟成させた陶土はすべて手びねりで形作られ 半地下式の穴窯で14日間、
薪(火力が強いため赤松割木のみを使用)で硬く焼き締められます。
 
釉薬も使わず、絵付けもしない、ただただ焼き締めただけの、土と炎の芸術。
それはひとつひとつがかけがえのない個性を帯びた作家ものですが、清水さん自身が主婦であるという立場から
これくらいの価格で買えたらいいな、と思える手頃な値段に抑えてあります。
産声を上げたばかりの備前は、いわば原石。 使い込むほどに、滑らかな土肌となり、味わいを深めていきます。
器を育てる楽しみが、使い手にとっての備前焼の魅力でもあります。
 
そしてもう一つ付け加えたいのは水を美味しくするという、科学的にも立証された備前の力。
例えば清水さんのコーヒードリッパーを使えば味は格別。 美を愛でると共に味も楽しめるのが備前の器です。
備前の花器も、その花もちの良さでは定評があります。水を浄化する備前の力ならではのことですね。
 
店主ブログ『モノもの応援帳』では清水弥生さんの人と作品を御紹介中です。
どうぞのぞいてみてください。
 
【 陶 歴 】
昭和28年 東京に生まれる
昭和48年 武蔵野美術短期大学デザイン科卒業
武蔵野美術大学窯工研究部で備前を訪れた際、その土の素朴さに惹かれ、在学中より度々備前の作家を訪れ勉強する。
当時、森 陶岳先生のもとで修業中の作家・清水政幸との結婚を機に陶芸の道に進む。
昭和50年 備前長船の土師に、半地下式穴窯を夫・政幸が築窯
昭和60年 小型の穴窯を夫の指導で築窯
平成 元年 第一回 備前焼き食器展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成 4年 第二回 備前の花入れとうつわ展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川 以後隔年毎に開催
平成18年 第九回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川 師走 初窯
平成20年 第十回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成22年 第十一回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成24年 第十二回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成26年 第十三回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成28年 第十四回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成30年 第十五回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
 
清水弥生 備前作陶展2012 in ぎゃらりー小川 を You Tube でご覧いただけます。