木下マル子 手編ニット作品展 2013

□2013/09/04(水)~09/07(土)
 午前11時~午後6時(最終日は午後4時まで)
 
キャリアは、なんと半世紀という手編みニット界の草分け、木下マル子さんの作品展です。
 
KINOSHITA-03 KINOSHITA-01 KINOSHITA-02
 
既に八十歳台の木下さんですが、現在も松戸・品川・国分寺など数箇所の教室で、
二十数人の方々を指導されるなど、ご高齢ながらも大変お元気。
 
作品は、サマーヤーン(麻などの夏糸)を使用した夏物から、
二本どりのウールのジャケットまで、幅広く取り揃える予定ですが、時間をかけて丁寧に編み上げるだけに、
総点数はあまりありません。是非お早目のご来廊をお勧めします。 
 
また、糸は主に色も綺麗なことで定評のあるイタリア製。一部、イギリス製も使用しますが、
残念ながら和製の糸は硬くて、編んでいても肩がこるので使えないとのこと。
モヘアや、軽くて暖かな、肌触りも最高の高品質ウール素材など、
カシミヤ素材にも負けない世界最高品質の手編み糸を使用されています。
 
編み手の自分自身が、編んでいて肌触りの良い、気持ちの良いものならば、
きっと着る方にも心地良いはずとの信念から。糸はなるべく上質のものを探して選んでいられるとのことです。 
熟練の技術と厳選された素材で作られた<本当のこだわり>のあるニット作品は、
この道50年の木下さんならではの手業の結晶。多くの方々にご覧頂きたい逸品です。
 
木下マル子 手編ニット作品展 in ぎゃらりー小川 2011.6.27~7.2を You Tube でご覧いただけます。