吉田百合香 百合香工房手織り作品展

□2013/12/16(月)~12/21(土)
11:00AM~7:00PM(最終日は4:00PMまで)
 
千葉県印西市で手織り教室『百合香工房』を主宰する吉田百合香さんの工房展です。
 
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既に手織り歴が半世紀を優に超えるという主宰者の吉田百合香さんは東京生まれ。
女子美術大学 芸術学部 工芸科を卒業されました。その折に師事されたのが染織工芸家で、
民芸運動の創始者・柳 宗悦のおいに当たる柳 悦孝先生。当時は芹沢銈介先生も頻繁に同大学を訪れ、学生と親しく交わられたとか。
そんなキラ星のような先生方の薫陶を得られたことが、吉田さんをしてここまで織りに打ち込ませたのかもしれません。
 
ご自身曰く、機織りの原点は洋裁の得意だったお母様の影響と群馬県北軽井沢の自然の中での疎開体験とのこと。
その吉田さんに昨年、慶事がありました。
富士の国やまなし国文祭プレ企画「工芸公募展2012」に出展した「陽のあたる街」が奨励賞を受賞したのです。
「陽のあたる街」はビルの中からブラインドを通した街並みを織で表現した作品です。
▼富士の国やまなし国文祭プレ企画「工芸公募展2012」
 
テーマは『身にまとう』。
 
一色ずつ染め上げた糸を一本ずつ丹念に織り込んで行くという丁寧な手仕事から生まれた作品は着尺・タピストリー・ストール・マフラー・テーブルセンターからウェアまで様々。ひとつひとつ手で織った品は世界で一つしかないオリジナル作品です。
正に手織りの精髄を目に出来る作品展です。
吉田百合香さんの人と作品は店主ブログ「モノもの応援帳」にて詳しくご紹介中。ちょっとのぞいてみてください。
 
百合香工房(吉田百合香)手織り教室作品展2013 in ぎゃらりー小川を You Tube でご覧いただけます。