Blue & White ~青と白の器展~

Blue & White ~青と白の器展~ 閉会御礼。

次回、乞うご期待!

── 前田和子(伊勢 花野窯)/鈴木幹雄・孫枝(会津 無一窯) ──

 

※作品は画像をクリックして拡大詳細写真をご覧下さい。

会期:2008年8月18日(月)~29日(金) 11:30am~8:00pm ※日曜(8月24日)休廊
◇◆◇ 移ろう季節と向き合うなかで、自然の草花を藍と碧の世界に写し出した器の数々が並びました。 ◇◆◇
伊勢の前田和子さんと、会津の鈴木幹雄・孫枝ご夫妻による染付磁器の作品展が閉幕しました。
仕事のジャンルは同じですが、決して『染付対決』ではなく、見事な二重奏。 キャラクターがまったく違うのですから、競い合いがないのは当然ですね。
まずは花野窯、前田さんからご紹介。
三重県伊勢に生まれた和子さんは、愛知県瀬戸で修業し1988年に同地で独立。
途中から実家のある伊勢に窯を移転し、染付一筋に励んでこられました。
テーマは山野草。繊細で淡い色香の漂うような風情は、非凡な描技あってのこと。
移ろう季節と向かい合うなかで作られた器からは、青と白を超えた豊かな彩りの世界が感じられます。
一方は雪深い北会津で、白磁三昧のものづくりに打ち込む鈴木さんご夫妻。
ふたりの仕事は、ご主人が器胎を作り、絵付けは奥さんがもっぱらに。
ぽってりとしたあたたかみある生地と、ガッツあふれる元気な手描が魅力です。
鈴木孫枝さんの絵のモティーフは実にバラエティー豊か。
山野草もあれば、洋花・観葉植物もあり、 パイナップル・マンゴーといった果物から、色々な野菜、果てはホッキ貝まで描きます。
そして、その絵は正にサプライズ。 自分では思いもつかなかったような、視点と感性の存在に気付かされるのです。
でもそれは、決して奇を衒ったものではありません。 一所懸命に対象を見つめ、率直に、正直に描いた結果なのです。
カメラが事実を語るのだとすれば、 孫枝さんの絵は、孫枝さんにとってのユリはこれだという、彼女だけの真実を見せてくれるのです。
類稀な個性に出会う喜びが待つ作品展です。
前田和子さんと鈴木幹雄・孫枝さんの人と作品は店主サイト“モノもの”応援帳にてご紹介中。
どうぞのぞいてみてください。