2010年 手編みニット作品展

2010年 手編みニット作品展 閉会御礼。次回、乞うご期待!

─  手編みニット作家 木下マル子 ─

 

最新更新日時:2010年04月24日 土曜日 午後 7:22:32
会期:2010年4月19日(月)~24日(土) 11:00am~6:00pm ※会期中無休
◇◆◇ キャリア半世紀、手編みニット界の草分けである木下マル子さんの作品展です。 ◇◆◇
キャリアは、なんと半世紀という手編みニット界の草分け、 木下マル子さんの作品展が閉幕しました。
昭和三十年代のこと、銀座の「ミモザ」とのお付き合いが木下さんの大きな転機となりました。
「ミモザ」といえば当時は銀座のモダンを代表するファッションのお店。
ここで第一回目の個展を開かれた木下さんの創作活動が、 それまでは普段着に過ぎなかった手編みニットを一躍、お洒落着として認めさせる原動力となったのです。
そこで出会った越路吹雪・波野久里子といった有名人が、木下さんのニットを着てテレビに出てくれる、 ご自身も帝国ホテルでファッションショーを開くなど、 日々の積み重ねが今日の手編みニットの隆盛につながってきたのでしょう。
既に八十歳台の木下さんですが、 現在も松戸・品川・国分寺など数箇所の教室で、二十数人の方々を指導されるなど、 ご高齢ながらも大変お元気です。
作品は、サマーヤーン(麻などの夏糸)を使用した夏物から、 二本どりのウールのジャケットまで、幅広く取り揃えておられますが、 時間をかけて丁寧に編み上げるだけに、総点数は三十点弱。 初日に多数が売約済みとなりました。
また、糸は主に色も綺麗なことで定評のあるイタリア製。
一部、イギリス製も使用しますが、 残念ながら和製の糸は硬くて、編んでいても肩がこるので使えないとのこと。
モヘアや、軽くて暖かな、肌触りも最高の高品質ウール素材など、 カシミヤ素材にも負けない世界最高品質の手編み糸を使用されています。
編み手の自分自身が、編んでいて肌触りの良い、気持ちの良いものならば、 きっと着る方にも心地良いはずとの信念から。
糸はなるべく上質のものを探して選んでいられるとのことです。
熟練の技術と厳選された素材で作られた<本当のこだわり>のあるニット作品は、 この道50年の木下さんならではの手業の結晶。
多くの方々にご覧頂きたい逸品です。
次回展も来年6月に早速、決定致しました。
その折は是非お早目のご来廊をお勧めします。どうぞお楽しみに!