手作り5人展 秋
□2015/09/28(月)~10/03(土)
11:00~19:00(最終日は5:00PMまで)
創作レザーアクセサリー作家 小島厚子さんを中心に、工房「猫と一緒」の太田曜子さん、陶芸の新谷 健さん、「ひたき工房」さん、手織りの宮田純子さんが集まった「手作り5人展」。多彩で多様な手仕事の粋が満喫出来ます。
工房「猫と一緒」の太田曜子さんは「思わず笑ってしまう」をテーマに、様々な粘土を使った造形作品を作る粘土作家です。創作モチーフは「猫」。
石粉粘土・樹脂粘土・木の粘土など幾種類もの粘土を使い分けて作られるのは、招き猫はもちろんのこと、アクセサリー・インテリア・ランプ・時計など様々ですが、それらはすべて手びねりの一点もの。
キャリア20年の手技が作り出す猫たちからは、見れば見る程、元気をもらえます。今回は新作のカレンダーを携えて、長崎県大村市からの出品です。
夢野頓坊農場窯の新谷 健さんの陶芸作品は「焼締め」という技法のものと「釉薬」をかけた「釉もの」です。
夢野頓坊農場窯はキャベツ畑にかこまれた神奈川県三浦市の山の中にあります。「穴窯」という奈良時代から続く原始的な形態の窯で、松の薪を5~6昼夜焚き続けます。作品は全て手轆轤により作られ、今では貴重となった手仕事の世界を次の世代に伝えるメルクマークともいえる味わいある真作です。
『ひたき工房』さんは真っ白い器をキャンバスにして、一つ一つ花や動物たち描くポーセリンアーティスト。金線引きという器の口縁などに金を細く縁取りするお仕事をしてきた一級陶磁器絵付け技能士です。
三重県いなべ市よりの参加となります。
手織り布の服と小物は宮田純子さんは神奈川県大和市在住。
糸や古布などで布を織り、服などに仕立てるまでをすべて一人で行う一点ものの作品です。古い着物が新しいものに生まれ変わる見事な手技の仕事です。
小島さんの作品の特徴は彫金の経験から皮革を金属のように仕上げていること。お母様の趣味のレザークラフト、お父様の趣味の油絵、自らの彫金の技術を合体させて独自の作風を確立した創作レザーアートです。デザインはユニークで面白く、そして楽しい。実用的には超軽量。長く使うほどに独特の艶が出てきます。
――■ 出品作家 ■―――――――――――――
粘土で作る可愛い猫 / 工房「猫と一緒」太田曜子
穴窯陶芸 / 夢野頓坊農場窯 新谷 健
ポーセリンアート / 「ひたき工房」
手織り布の服と小物 / 宮田純子
皮革アクセサリー / 「創作レザーアクセサリーWELL」小島厚子
―――――――――――――■ 出品作家 ■――