手作り5人展

□2016/05/23(月)~05/28(土)
11:00~19:00(最終日は6:00PMまで)

創作レザーアクセサリー作家 小島厚子さんを中心に、「アトリエ ルート・ロロ」の渡辺洋子さん、「あとりえ うおぷく」の大平晃司さん、「乃の工房」の北澤信乃さん、「icecrack+」の可夜さんが集まった「手作り5人展」です。

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Atelier Rue & Roro (アトリエ ルート・ロロ)を主宰する渡辺洋子さんはジョストボのグレードマスターです。
“Zhostovo-ジョストボ”とはトールペイントの一種で、ロシアのモスクワ地方ジョストボ村で描かれてきた伝統的工芸品。漆黒を背景としたトレー等に花、鳥、果物などのモチーフがあざやかに描かれています。

『あとりえ うおぷく』 大平晃司さんは【染めの仕事】です。東京新宿の染色工房で働き覚えた伝統的染色技術を活かして、オリジナルデザインのバッグ・ポーチ・ブックカバー・Tシャツなどの作品を制作しています。
デザイン・図案を考えて型紙を作り、摺り込み染を主に柿渋染・絞り染・浸染で白生地を染め、その生地を裁断・縫製して仕上げるまで、正に首尾一貫した一人の手仕事です。絵柄はネコ・カエル・フクロウ・タツ・ウサギなどのキャラクターものが中心。バッグの持ち手の凝りようなど、既製品では決してお目にかかれない魅力的な逸品ながらも、お値段が大変手ごろというのが、また嬉しいところです。

『乃の工房』北澤信乃さんは手描き友禅染めで普段使いの小物を中心に制作しています。その作品は白生地からひとつひとつを染めて仕立てています。着物や帯、和装小物なども製作し神奈川を中心に活動中です。

『icecrack+』の可夜さんはガラス工芸作家。東京都内の工房に勤めた後、オーダーメイドの依頼を請けながらフリーでガラスの器造りをしています。宙吹きとガラス彫刻の両方をこなし、この二つの技法を組み合わせたオリジナルな作品造りを研究中です。作品には【夕焼け猫ロックグラス】、【暁の雲猫グラス】、【茜雲猫タンブラー】など猫をモチーフとしたものが多数あります。

小島さんの作品の特徴は彫金の経験から皮革を金属のように仕上げていること。お母様の­趣味のレザークラフト、お父様の趣味の油絵、自らの彫金の技術を合体させて独自の作風­を確立した創作レザーアートです。デザインはユニークで面白く、そして楽しい。実用的­には超軽量。長く使うほどに独特の艶が出てきます。


――■ 出品作家 ■―――――――――――――――――――――――――――――――――
ロシアンアートジョストボペインティング  / 「アトリエ ルート・ロロ」 渡辺洋子
               創作染め  / 「あとりえ うおぷく」 大平晃司
            手描き友禅染め  / 「乃の工房」 北澤信乃
              吹きガラス  / 「icecrack+」 可夜
           皮革アクセサリー  / 「創作レザーアクセサリーWELL」小島厚子
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