篠崎 節 草木染展 ━ 型染 ━
□2017/10/09(月・体育の日)~10/14(土)
11:00AM~7:00PM(初日は正午開場/最終日は6:00PMまで)
草木染の研究に半生を注いできた染色家 篠崎 節(しのざき みさお)さんの『型染』作品展。天の恵みと、地の祝福によってもたらされた、自然の命を慈しみ、染め上げた布たちです。
草木染の研究に半生を注いできた染色家 篠崎 節(しのざき みさお)さん作品展が久々に開催されます。
出品作はストール、バッグ、タペストリー、着物、着尺地、帯、のれん、洋服、卓布など色々です。
自然の花や木を使った染料は正倉院の時代からありましたが、
明治以降は合成染料が使われるようになり、藍染などを除いてほとんど途絶えてしまいました。
自然界の植物を染料として布を染める「草木染」は、いまではその言葉自体、大変ポピュラーですが、
元来は昭和5年に島崎藤村と親交のあった長野県出身の文学者・山崎 斌(やまざきあきら/1892~1972年)が命名した創作語です。
篠崎さんは山崎 斌の子息 山崎青樹氏とともに、技法の基礎も定まらぬ草創期から、
何百種類という植物を採集して様々な試行錯誤を繰り返し、現在の草木染の技法を完成させました。
天の恵みと地の祝福によってもたらされ、自然の命を慈しみ、染め上げた布たちに魅了される作品展です。
篠崎 節さんの人と作品は店主ブログ【モノもの応援帳】にて詳しくご紹介中。どうぞのぞいてみてください。