石井 総 陶展
□2018/05/15(火)~05/19(土)
11:00~19:00(最終日は6:00PMまで)
立体的・三次元的に形状が変化する一輪挿しなど、独自の作風が魅力の備前焼陶芸作家 石井 総さん作陶展です。
当ギャラリーでは三年ぶりの再会となる石井 総さんの個展。
型破りの備前焼ながらハイグレードな美学に裏付けられた、備前焼の『今』をご堪能頂ける花入れとうつわの陶芸展となりました。
石井 総さんの作品は備前焼の再発見へと、私たちを誘ってくれます。
伝統技法を基盤に、知的好奇心を十全に打ち出した花入れは正に驚異的。いままでの詩情豊かな、ゆったりとした備前焼とは別種の、現代的な感性に根ざした備前焼が出現しています。
例えば台湾の故宮博物館にある象牙多層球にヒントを得た【自在一輪挿し】は、まさに石井さんの面目躍如たるもの。どのようにして作ったのか、まったく制作過程を想像出来ないような驚くべき作品です。
石井さんの不可思議な備前焼を見ずして、備前焼の新しい扉は決して開きはしないでしょう!!
・・・とはいえ、もちろん肩が凝らずに楽しめる家庭食器(皿鉢、湯呑、飯碗など)も手頃な価格で多数ご用意してあります。
必見の価値がある作陶展です。
* * * * * * * 石 井 総(いしい そう) プロフィール * * * * * * *
【 略 歴 】
1965年 秋田生まれ
1984年 横浜に移転
2001年 岡山に移転
2012年 石井 総 備前焼作陶展(於 東京代々木ギャラリーきらり)
2015年 石井 総 備前焼作陶展(於 東京赤坂ぎゃらりー小川)
陶芸の道に入り3年のあいだ榊原 貢氏に指導を受ける
その後 多数の備前焼作家の窯焚き等の手伝いをしながら指導を受け作陶修業を重ねる