清水弥生 備前のむのむ展
□2021/05/10(月)~05/15(土)
11:00AM~6:00PM(最終日は3:00PMまで)
─ 馥郁たる土味、千変万化する窯変の趣き、土と炎が織りなす備前焼。─
【清水弥生さんからのメッセージ】
新緑の季節となりました。個展の催しも今回で16回目となります。
このたびは「おいしく珈琲を飲む」「料理の彩りを活かす」をテーマに
【清水弥生さんからのメッセージ】
新緑の季節となりました。個展の催しも今回で16回目となります。
このたびは「おいしく珈琲を飲む」「料理の彩りを活かす」をテーマに
展示いたします。お忙しいと思いますがどうぞおはこび下さい。
備前焼の伝統に現代の生活感覚を取り入れた「使える」焼き物を、手捻りで作陶している清水弥生さんの個展は
平成元年の第一回展に始まり、隔年の開催。 今回で第16回展を迎えます。
平成元年の第一回展に始まり、隔年の開催。 今回で第16回展を迎えます。
備前の魅力はその陶土の特質にあります。
絵付けをせず、釉薬も掛けない『焼き締め』だけに土がとても大事。
備前の土は田圃の下の土ですが、そのままで使うことはありません。 土の力を十分引き出すために、
土づくりには大変な労力と手間ひまを掛けています。
土づくりには大変な労力と手間ひまを掛けています。
こうして精製し熟成させた陶土はすべて手びねりで形作られ 半地下式の穴窯で14日間、
薪(火力が強いため赤松割木のみを使用)で硬く焼き締められます。
薪(火力が強いため赤松割木のみを使用)で硬く焼き締められます。
釉薬も使わず、絵付けもしない、ただただ焼き締めただけの、土と炎の芸術。
それはひとつひとつがかけがえのない個性を帯びた作家ものですが、清水さん自身が主婦であるという立場から
これくらいの価格で買えたらいいな、と思える手頃な値段に抑えてあります。
産声を上げたばかりの備前は、いわば原石。 使い込むほどに、滑らかな土肌となり、味わいを深めていきます。
器を育てる楽しみが、使い手にとっての備前焼の魅力でもあります。
そしてもう一つ付け加えたいのは水を美味しくするという、科学的にも立証された備前の力。
例えば清水さんのコーヒードリッパーを使えば味は格別。 美を愛でると共に味も楽しめるのが備前の器です。
備前の花器も、その花もちの良さでは定評があります。水を浄化する備前の力ならではのことですね。
店主ブログ『モノもの応援帳』では清水弥生さんの人と作品を御紹介中です。
どうぞのぞいてみてください。
【 陶 歴 】
昭和28年 東京に生まれる
昭和48年 武蔵野美術短期大学デザイン科卒業
武蔵野美術大学窯工研究部で備前を訪れた際、その土の素朴さに惹かれ、在学中より度々備前の作家を訪れ勉強する。
当時、森 陶岳先生のもとで修業中の作家・清水政幸との結婚を機に陶芸の道に進む。
当時、森 陶岳先生のもとで修業中の作家・清水政幸との結婚を機に陶芸の道に進む。
昭和50年 備前長船の土師に、半地下式穴窯を夫・政幸が築窯
昭和60年 小型の穴窯を夫の指導で築窯
平成 元年 第一回 備前焼き食器展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成 4年 第二回 備前の花入れとうつわ展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川 以後隔年毎に開催
平成18年 第九回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川 師走 初窯
平成20年 第十回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成22年 第十一回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成24年 第十二回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成26年 第十三回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成28年 第十四回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成30年 第十五回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成20年 第十回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成22年 第十一回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成24年 第十二回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成26年 第十三回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成28年 第十四回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
平成30年 第十五回 備前作陶展開催 於 東京赤坂・ぎゃらりー小川
清水弥生 備前作陶展2012 in ぎゃらりー小川 を You Tube でご覧いただけます。