手作り4人展
創作レザーアクセサリー作家 小島厚子さんを中心に、「あとりえ うおぷく」の大平晃司さん、「りびおん工房」の小川雅恵さん、そしてクリエイティブな陶芸家の源 彩子さんが集まった「手作り4人展」です。
陶芸・染色・皮革のジャンルから4名の作家が集いました。 様々な年代のクリエイターによる幅広いジャンルの工芸作品を通して、それぞれの素材の魅力と、オリジナリティ溢れる作家の創作エネルギーに直に触れて頂けるグループ展となっています。
『あとりえ うおぷく』大平晃司さんは【染めの仕事】です。東京新宿の染色工房で働き覚えた伝統的染色技術を活かして、オリジナルデザインのバッグ・ポーチ・ブックカバー・Tシャツなどの作品を制作しています。
デザイン・図案を考えて型紙を作り、摺り込み染を主に柿渋染・絞り染・浸染で白生地を染め、その生地を裁断・縫製して仕上げるまで、正に首尾一貫した一人の手仕事です。絵柄はネコ・カエル・フクロウ・タツ・ウサギなどのキャラクターものが中心。バッグの持ち手の凝りようなど、既製品では決してお目にかかれない魅力的な逸品ながらも、お値段が大変手ごろというのが、また嬉しいところです。
『りびおん工房』 小川雅恵さんは愛知県名古屋市の陶芸家。名古屋の中心部「栄」から名鉄瀬戸線に乗れば日本有数の陶磁器産地「瀬戸」までは、あっという間です。そんな地の利を活かし、多くの陶芸作家に教示を受けて15年。いまではアンモナイトをモチーフにしたデザインをメインに、独自の呉須象嵌技法で使いやすい暮らしの器を作る作家にまで長じました。余談ながら『りびおん工房』を漢字にすれば『理美音工房』とのこと。作品のイメージが浮かんできませんか・・・?
【クリエイティブ陶器】の源彩子さんは今回、初の参加となります。以下、ご本人からの自己紹介です。
ひとつひとつ、手作りで心を込めて作っています。
陶で出来た作品は、同じように絵を描いたりしても、全く同じものというのは、二度と出来ません。
一期一会も出会いをお楽しみいただければ幸いです。
全陶展 会友 / 埼玉県女流工芸作家協会 会員
『レザーアクセサリーWELL』小島厚子さんの作品の特徴は彫金の経験から皮革を金属のように仕上げていること。お母様の趣味のレザークラフト、お父様の趣味の油絵、自らの彫金の技術を合体させて独自の作風を確立した創作レザーアートです。デザインはユニークで面白く、そして楽しい。実用的には超軽量。長く使うほどに独特の艶が出てきます。
――■ 出品作家 ■―――――――――――――――――――――――――――――――――
創作染め / 「あとりえ うおぷく」 大平晃司
陶芸・食器 / 「りびおん工房」小川雅恵
クリエイティブ陶器 / 源 彩子
彫金風皮革アクセサリー / 「創作レザーアクセサリーWELL」小島厚子
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