あまり見ることのできない有田のやきもの展

十四代辻常陸(1909年~2007年)   十五代辻常陸(1939年~)

□2022/06/06(月)~06/11(土)
11:00~19:00(最終日は5:00PMにて閉場させていただきます。)

江戸時代より、代々皇室御用の有田焼の名窯辻家。格式と伝統に息づく精緻で澄み切った深い呉須のあじわい。十四代辻常陸の残り少ない作品を、この機会に是非ご高覧ください。

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日本における白磁発祥の地『佐賀県有田』で350年続く歴史的な窯元『辻家』。
辻家は『禁裏御用窯元(皇室・皇族だけのための窯元)』として現在もなお、宮中の美術工芸品の数々を制作し皇室へ献上しています。
宮内庁御用達として、生涯に渡り皇室と関わってきた十四代辻常陸の技と美の世界は現在、十五代辻常陸へと受け継がれています。

ところが、皇室の窯元であるが故に、辻家の作品は一般の目に触れる機会がほとんどありませんでした。そのため現在でも、有田焼の最高位に位置する窯元のひとつでありながら、酒井田柿右衛門ほどに一般的に浸透せず、知る人ぞ知る焼き物となっております。

今回、十四代と十五代の作品がようやく一般の目にも触れられる機会を得ました。十四代辻常陸の残り少ない作品を、この機会に是非ご高覧ください。