こだわりの三人展

□2019/11/25(月)~11/30(土)
11:00AM~6:00PM(最終日は4:00PM)

――■ 出品作家 ■―――――――――――――
    鼻緒作家 : 佐藤秀子
    レース織り作家 : 中島いつ子
    古代裂お雛様と人形作家 : 栗崎和風
―――――――――――――■ 出品作家 ■――
  
世界中から集められた布で作られた(下駄,草履の)鼻緒作家と、軽やかでスウィートなリボン織り作家、そして古代裂を着せたお雛様を作る人形作家が集います。

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世界中から集められた布で作られた(下駄,草履の)鼻緒作家と、軽やかでスウィートなリボン織り作家、そして古代裂を着せたお雛様を作る人形作家が集う『こだわりの三人展』が、2019年11月25日~30日まで、ぎゃらりー小川にて開催されます。

● 佐藤秀子:鼻緒作家
1948年、大阪に生まれる。1969年、武庫川女子大学被服科卒業。
実家が鼻緒製造卸業を営み、自らも1997年から鼻緒の制作を始める。
2002年、家業を継ぐと同時に、個展活動も開始。
「布楽布楽源点(ふらふらげんてん)」のブランド名で鼻緒・履物を楽しむ提案を続けている。
作品はイタリアで刊行された「WA The Essence of Japanese Design」にも掲載されました。

● 中島いつ子:リボン織り作家
こだわりの「透け感」がテーマです。
レース、刺繍布、オーガンジーなどを染めて、リボン状にカットしたものを糸と共に織り、本縫いとは別に縦横自由にミシンステッチを入れる。そうして出来上がった手織り布は今までの裂織とは随分違った布です。

その布を使い軽やかでスウィートな雰囲気の服作りを楽しんでいます。
シンプルな服に、優しいアクセント、スパイスとしてコートジャケット、ベスト、ショールなどを加えておしゃれを楽しんで頂けたらと思います。

● 栗崎和風:古代裂お雛さま人形作家
雛人形は常に着物をまとっていますが栗崎和風さんの雛人形は、その身に着けている着物にこだわりがあります。それらの人形のすべてには、着物の宝庫であった19世紀の古代着が使用されています。
当時の着物は、使われている絹が現代のものと比べて良質であり、洗練された技術を持った人々によって作られていました。当時の染色や刺繍の技法は今となっては再現するのが難しく、全てがますます稀少価値が高くなり、手に入れることが非常に困難になっています。
日本の伝統である着物は、代々母から娘へと受け継がれてきました。栗崎和風さんはその貴重な着物を使って価値ある『お雛様』を作り続けています。
『こだわり』から生まれる匠の技で命を吹き込まれた『お雛様』の穏やかで優しい表情にきっと心が癒やされることでしょう。