手作り3人展

□2020/09/28(月)~10/03(土)
11:00~19:00(最終日は5:00PMまで) 

創作レザーアクセサリー作家 小島厚子さんを中心に、「あとりえ うおぷく」の大平晃司さん、「加賀ゆびぬき」の栄森仁美さんが集まった「手作り3人展」です。

染色・皮革・手芸のジャンルから3名の作家が集いました。 様々な年代のクリエイターによる幅広いジャンルの工芸作品を通して、それぞれの素材の魅力と、オリジナリティ溢れる作家の創作エネルギーに直に触れて頂けるグループ展となっています。

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『あとりえ うおぷく』 大平晃司さんは【染めの仕事】です。東京新宿の染色工房で働き覚えた伝統的染色技術を活かして、オリジナルデザインのバッグ・ポーチ・ブックカバー・Tシャツなどの作品を制作しています。
デザイン・図案を考えて型紙を作り、摺り込み染を主に柿渋染・絞り染・浸染で白生地を染め、その生地を裁断・縫製して仕上げるまで、正に首尾一貫した一人の手仕事です。絵柄はネコ・カエル・フクロウ・タツ・ウサギなどのキャラクターものが中心。バッグの持ち手の凝りようなど、既製品では決してお目にかかれない魅力的な逸品ながらも、お値段が大変手ごろというのが、また嬉しいところです。

今回は新デザインとして【アマビエ】、新アイテムとして【マスク】が並びました。


栄森仁美さんの「加賀ゆびぬき」は加賀友禅のお針子さんたちが余り布、余り糸で作ったことが始まりと言われています。
細い絹糸が一本一本、隙間なく縫い詰められて、ウロコ文様や格子文様など直線の組み合わせで生まれる幾何学模様となっています。

ゆびぬきは本来、縫い針の背を押さえて縫ったり、針がすべるのを防いだりと、お裁縫には欠かせない道具ですが、豊かな色彩とモダンなデザインに富んだ「加賀ゆびぬき」は、アクセサリーや帯留として使えるお洒落な和の装身具です。


小島さんの作品の特徴は彫金の経験から皮革を金属のように仕上げていること。お母様の趣味のレザークラフト、お父様の趣味の油絵、自らの彫金の技術を合体させて独自の作風を確立した創作レザーアートです。デザインはユニークで面白く、そして楽しい。実用的には超軽量。長く使うほどに独特の艶が出てきます。

――■ 出品作家 ■―――――――――――――――――――――――――――――――――
               創作染め  /  大平晃司
             加賀ゆびぬき  /  栄森仁美
        彫金風皮革アクセサリー  /  小島厚子
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