有田焼の珈琲カップと白磁彫りのランプ展

2023/05/10(水)~05/23(火)<会期中無休>
11:0018:00(※日曜日は12:00~17:00)*最終日(23日)17:00まで

日本の磁器発祥の地『有田焼』のコーヒーカップ、白磁彫りが幽玄の世界を作り出すテーブルランプ、そして江戸時代より代々皇室御用の有田焼の名窯『辻 常陸』の作品を展示即売いたします。
日本の陶芸が積み重ねてきた歴史の成果を是非ご高覧ください。  

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■白磁手彫りランプ
有田の白磁を浅く、深く精妙に彫り上げることで、文様をあらわしています。
そのランプの色は、早春の風にゆれる柳の新緑を思わせ、幽玄の世界を醸し出します。

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■オランダ文珈琲カップと白磁彫りランプ
オランダのデルフト陶器にある狩猟文・奏楽文を写し、洋絵具で描きあげています。
線描きの外側を塗る"外濃(そとだみ)"はフランスのセーヴル焼風の仕上げになっています。

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■西夏文珈琲カップと白磁彫りランプ
西夏は現在の中国西北部に建国した王朝(1038年~1227年)。
いにしえの王朝文化に思いをはせる人物文様と更紗文様を描いています。十年がかりで完成にこぎ着けた非常に完成度の高い作品。