展示会スケジュール

七宝彫金作家 飯尾京子 回顧展

□2024/06/03(月)~06/08(土)会期中無休
11:00AM~7:00PM(最終日は5:00PMまで)
 

長年にわたり当ギャラリーにて催された『遊空間七宝彫金展』の主宰者であった故 飯尾京子先生は東京芸術大学美術学部大学院彫金科を修了。有線七宝・鍛金・彫金を手掛けられ、米・仏・独などの国際七宝展に出品入選。1997年にはスペイン国際七宝展で大賞を受賞。社団法人日本ジュウリーデザイナー協会(JJDA)では会員として理事を務められました。
惜しみても余りあることに2020年、物故せられましたことは痛恨の極みです。今回、三回忌を終えましたご遺族のご意思により残された作品の一部を回顧展として展示する運びとなりました。
有線七宝による創造的作品とジュエリーアートの数々。故人が生涯をかけて制作した現代の宝物を是非ともご高覧ください。

20240603 iio-01 20240603 iio-02 20240603 iio-03 20240603 iio-04
20240603 iio-05 20240603 iio-06 20240603 iio-07 20240603 iio-08
 

<飯尾京子七宝作品集あとがきより>

七宝とは金属の胎にガラス質の釉薬を焼き付けたものです。鍛金の技法で銅や銀を加工したり、糸鋸で透したり、鑢で削ったり、七宝を焼き付ける前の作業の時にはイメージが拡がります。既製のの釉薬は原色が多いので、作品に併せて釉薬を酸化金属と、調合して焼成、乳鉢で粉砕、篩い別ける。色のイメージを整える。下地の釉薬を焼成後、細い銀線を胎に植線する。線を焼き付けた後、釉薬をのせ焼成を繰り返す。銀線がカーブに沿っていないと線は釉薬に引っ張られ曲がりデッサンがくるう。布海苔の量が足りないとせっかく色の構成を熟慮しながらのせた釉薬が炉の底へ落ちてしまう。多すぎると釉薬の発色が悪い。炉から出すタイミングを逸すると、銀線が溶けてしまう。やっと焼き上がっても、太い銀線は早く研ぎ出さないと、線の際にヒビが入ってくる。研石を数種類、名倉、朴炭、桐炭で研ぎをしていくと、艶が出て来る。ちょっと研ぎ過ぎて色が浅くなった。落ち込んでいる場合ではない。今度は彫金の仕事が始まる。どんな覆輪や摘みにしよう?ワックスを彫ろうかな?それとも模様を腐蝕で表現しようかな?よく制作時間を聞かれるが、答えられない。集中力をどれだけ持続できるかが問題だ。何年も気になっている言葉や、形、色合い等の断片がある。いつか、結びついて形になればいいなぁと思う。
昨年3月の東北大震災、原発問題を抱え、日本は天災、人災の大きな問題を抱えながら過ごす時代になりました。美術品は人の心に明るく、優しく寄添い、創作する力は未来に希望を造ると信じて。
飯尾京子(2012年4月吉日)


* * * * * * * 飯尾京子(いいお きょうこ) プロフィール * * * * * * *

・昭和53年 国際七宝東京展 優秀賞受賞
・昭和54年 東京藝術大学美術学部工芸科卒業 安宅賞受賞 現代工芸展入選
・昭和55年 現代工芸展入選 フランス リモージュ国際七宝展入選(昭和57年・59年)
・昭和56年 アメリカ ウエストサイド メンバーショップショー入選 東京藝術大学大学院彫金科修了 青梅市天寧寺重要文化財仁王像眼部修復 アメリカ エナメルギルドウエストメンバーショー招待出品 国際七宝日本展 優秀賞受賞
・昭和58年 《遊》空間七宝展開催 以後隔年(ギャラリータカノ、青木メタル画廊他)
・昭和63年 《七宝の世界》展開催 愛媛県立美術館分館
・平成 元年 工和会展 佳作賞受賞 個展開催 三越松山 日展入選(平成2年)
・平成 3年 第一回日工会展新人賞受賞 《本七宝展》開催 銀座セントラル絵画館
・平成 4年 《本七宝展》ギャラリー銀鈴社企画展 日工会展入選
・平成 5年 日工会展入選 第34回URジュウリー新作展出品 ’93 THE ART OF JEWELLERY 入選 世田谷区美術館 伊丹市立工芸センター 日本ジュウリーデザイナー展出品(銀座和光 平成7年、9年、11年、13年、17年)
・平成 6年 THE ART OF JEWELLERY(Four Colors)入選 世田谷区美術館 THE ART OF JEWELLERY(美の力)出品 麻布工芸美術館
・平成 7年 THE ART OF JEWELLERY 出品 伊丹市立工芸センター ドイツ Email International 3 in Coburg 入選 伊藤賢治、飯尾京子二人展 ギャラリーゼフィール
・平成 8年 第37回URアートジュウリー新作展出品 日本橋高島屋 現代日本のクラフトとジュウリー展出品 ロサンゼルス アメリカ EXPOSITOIN“M”EMAUX ART LUNETTIERE 出品 フランス 飯尾京子とグループ七宝展 昇仙峡ロープウェイ七宝美術館(山梨県)
・平成 9年 スペイン国際七宝展 大賞受賞 受賞作品MCEG3(Contemporary Enamel Museum in Salou)コレクション エナメルズ‘97(米)入選 遊空間七宝彫金展開催 銀座鳩居堂
・平成10年 米 NCEG3国際七宝展 ボブ・リリー メモリアル賞受賞
・平成11年 仏 BOURGES国際七宝展批評家賞受賞 カナダ WATERLOO MASTER WORKS展招待出品 ハービンジャーギャラリー
・平成12年 スイス バレー・ド・ジュラ市後援“詩的な日本の七宝展”コーディネート
・平成13年 スペイン国際七宝展入選
・平成14年 スペイン バルセロナにて個展(FOCギャラリー)ワークショップ アート&クラフトスクールLLOTJA
・平成16年 スウェーデンJapan6開催(メタルムギャラリー)
・平成17年 スペイン Salou国際七宝展審査員特別賞受賞、渡欧
・平成19年 香港ジュエリー&ウォッチフェアー出展
・平成20年 香港ジュエリー&ウォッチフェアー出展
・平成21年 仏Morez市国際七宝展出品、渡欧
・平成22年 スイス、バレード、ジュラ時計博物館『詩的な日本のテクニック』展開催、渡欧
・平成23年 フランス、Biennale Internationale Emaux d' Art招待出品、渡欧
・令和 2年 逝去(行年65歳)

 

 

手作り4人展

□2024/05/27(月)~06/01(土)
11:00~19:00(初日1:00PMから 最終日は5:00PMまで)
 

創作レザーアクセサリー作家 小島厚子さんを中心に、手作り腕時計作家のユリクさん、着物地日傘の金子葉子さん、そしてクリエイティブな陶芸家の源 彩子さんが集まった「手作り4人展」です。様々な年代のクリエイターによる幅広いジャンルの工芸作品を通して、それぞれの素材の魅力と、オリジナリティ溢れる作家の創作エネルギーに直に触れて頂けるグループ展となっています。

20240527 kaneko-01 20240527 minamoto-01 20240527 yuriku-01 20240527 kojima-01
20240527 kaneko-02 20240527 minamoto-02 20240527 yuriku-02 20240527 kojima-02
20240527 kaneko-03 20240527 minamoto-03 20240527 yuriku-03 20240527 kojima-03
  

――■ 出品作家 ■―――――――――――――――――――――――――――――――――
           手作り腕時計  / 手作り腕時計作家ユリク
クリエイティブ陶器と桜染めストール  /  源 彩子
     着物リメイク・着物地日傘  / 「ねこちゃん工房」金子葉子
      彫金風皮革アクセサリー  / 「創作レザーアクセサリーWELL」小島厚子
―――――――――――――――――――――――――――――――――■ 出品作家 ■――

クラフトフェスタ『赤坂どうぶつ園』

2024/04/16(火)~05/11(土)日曜・祝日休み
11:0019:00 

出品作家
      大平晃司(染:型友禅)   泰木窯(陶芸)
月魚ひろこ(陶芸・イラスト) 田熊美佳(陶芸)  東 早苗(陶芸)

可愛かったり、楽しかったり、何か面白かったり、 どこか懐かしいようなイキモノの作品を作るクリエイター五人が集いました。
会場は陶芸作品を中心に展示され、壁面にはイラストが彩りを添えます。

20240416 akasakaZOO-01 20240416 akasakaZOO-04 20240416 akasakaZOO-07 20240416 akasakaZOO-10 20240416 akasakaZOO-13
20240416 akasakaZOO-02 20240416 akasakaZOO-05 20240416 akasakaZOO-08 20240416 akasakaZOO-11 20240416 akasakaZOO-14
20240416 akasakaZOO-03 20240416 akasakaZOO-06 20240416 akasakaZOO-09 20240416 akasakaZOO-12 20240416 akasakaZOO-15

●大平 晃司 ~ 伝統的染色技術「型友禅染め」を使って型紙製作から、染色⇒裁断⇒縫製まで一人で丁寧に手作りしています。

●泰 木 窯 ~ 秩父に近い飯能市の山あいに窯を構え、夫婦で作陶活動をしています。使って楽しい陶器の植木鉢と食器などを
         出品します。

●月魚ひろこ ~ 茨城県小美玉市在住。陶器で動物(ウサギやクマ、キツネなど)を作ったり、イラストを描いたりしています。
         見て和んでいただけるようなもの、クスリと笑っていただけるようなものを…と思い制作しています。

●田熊 美佳 ~ 福岡県宗像市在住の陶芸作家。夢みる乙女の心にあふれたメルヘンチックな陶人形をたくさん制作しました。

●東 早苗  ~ 平成25年 九谷焼伝統工芸士に認定されました。気鋭の九谷焼陶芸作家です。今回は置物と食器を出品します。

店主のコメント
動物クリエイター五人が集いました。正にイキモノ好きによるイキモノ好きのための動物展です。
伝統工芸と現代陶芸、陶器と染色にイラスト、平面と立体、個性豊かな作風など五人のコントラストが際立つ変化に富んだ内容にご注目ください。  【書き手:小川純一郎】

備前焼 清水政幸 作陶展

□2024/04/01(月)~04/06(土)
 午前11時半~午後6時(最終日は午後3時まで)
 

釉薬を一切使わず薪の炎だけによって堅く焼き締められた土肌の【窯変】には、一つとして同じものがありません。
炎の芸術【備前焼】作家の清水 政幸(しみず まさゆき)先生の個展です。
花器と酒器を中心に向付、湯呑など「手にとってお楽しみいただける備前焼」が並びます。

勝間田(かつまだ)土、寒風(さむかぜ)土、下り松(さがりまつ)土など採土した土地により性質が異なる土を使い分け、備前焼の代名詞とも言える、緋襷(ひだすき)や胡麻(ごま)、 牡丹餅(ぼたもち)、桟切り(さんぎり)など焼き色と柄にも工夫を凝らした作品からは備前焼の真髄を堪能できます。 

20240401 SHIMIZU-Masayuki01 20240401 SHIMIZU-Masayuki02 20240401 SHIMIZU-Masayuki03 20240401 SHIMIZU-Masayuki04 20240401 SHIMIZU-Masayuki05
20240401 SHIMIZU-Masayuki06 20240401 SHIMIZU-Masayuki07 20240401 SHIMIZU-Masayuki08 20240401 SHIMIZU-Masayuki09 20240401 SHIMIZU-Masayuki10
 

備前焼を作るには、まず土づくりが大切です。
自然の中に眠っていた良質の土から砂粒や木屑を手で取り除きます。
この作業を経ることで均質過ぎない粘土が出来上がり、土に命が宿るのです。

酸化焼成された下り松土の作品は土肌のきめが細かく、明るくしっとりとした味わいが魅力です。
また、黒手になる勝間田土は派手ではありませんが実に存在感が豊かです。徳利、ぐい呑、湯呑、壺など勝間田土のジワリとした土の表情を是非ご高覧ください。
また比較的お手ごろな価格の汲み出し湯呑なども並び、使って楽しむ作品が目を引きます。
清水さんのファンならずともぜひご覧になっていただきたい個展です。

 清水政幸さんと弥生さんのホームページも、どうぞのぞいてみてください。
 
【 陶  歴 】
 昭和18年 横浜市戸塚区笠間街に生まれる。
 昭和42年 備前焼独特の「土」の魅力にひかれ、森 陶岳の門を敲く。
 昭和50年 備前長船の土師(はじ)に、半地下式窖窯を築窯する。(以後年2回焼成)
 昭和53年 昭和53年4月3日開窯の師・森 陶岳の「相生大窯」(全長50メートル)の仕事に参加。
 昭和56年 新しく窖窯を築窯。(年2回焼成。平成17年まで。)
 昭和58年 1月 東京・南青山グリーンギャラリーにて備前作陶展開催。(以後し、昭和60・62・63年に開催。)
      6月 第17回備前陶心会展にて「山陽新聞社賞」受賞。
 昭和61年 4月 天満屋にて作陶展。
 昭和62年 8月 日本伝統工芸展入選。茶の湯の造形展入選。
 平成 3年 ぎゃらりいおくむらにて作陶展開催。(以後隔年~開催)
 平成 4年 東京新宿・小田急百貨店にて作陶展開催。(以後隔年~開催)
 平成 5年 1月 第24回備前陶心会展にて「山陽新聞社賞」受賞。
 平成 6年 3月 森 陶岳師の「寒風大窯」に参画。(全長53メートル・焼成期間60日)
      日清めん鉢大賞展入選。ビアマグランカイ入選。
 平成15年 4月 森 陶岳師の新大窯に参画。(全長90メートル)
 平成18年 7月 窖窯を新しく築窯。
      12月 初窯出し。
 平成23年 6月 東京日本橋三越本店にて作陶展開催。
 平成24年 3月 岡山天満屋葦川会館にて森 陶岳大窯一門展開催。
 平成27年 東京赤坂ぎゃらりー小川にて作陶展開催(以後毎年)。
 平成28年 新大窯プロジェクト終える。
 
 陶友会会員、陶心会会員。
 
* * * * * * * 作家全日在廊 * * * * * * *
 

第5回 グループ遊展

□2024/03/25(月)~03/30(土)
11:00~17:00

五人の作家による欧風刺しゅう、パッチワークキルト、日本刺しゅう、ビーズ刺しゅう、モザイクの作品展です。

――――■ 出 品 作 家 ■―――――――――――――――――――――――――
    安住桂子  佐合井愛子  妙川幸子  中野敦子  武笠一美
―――――――――――――――――――――■ 第5回グループ遊展 ■――――


20240325 group-YOU

 

宮川弘尚 竹工芸展

□2024/03/18(月)~03/23(土)
11:00~19:00(最終日は4:00PMまで)

竹工房<大和美術工芸>を主宰する宮川弘尚さんの個展です。
宮川さんとは、美しい自然の宝庫である群馬県上野村の商工会を通して知り合うことが出来ました。
その作品は『竹を編む』という素材のイメージを真逆にした発想法から生まれています。

例えば日本伝統工芸展や日展で鑑賞できるような、表面を削り染色され漆で仕上げられた花篭やオブジェ、日本クラフト展に並んだ白竹のパン籠や照明とはまったく異なるのです。
美術館のアートから観光地のお土産品まで、すでに出尽くしたかと思われるかもしれない竹素材の活かし方ですが、そのすべてをご破算にしたうえ、デザインではじめから練り直した竹の工芸品が宮川さんの作品なのです。
是非ともご注目ください。  ギャラリーオーナー 小川純一郎 記

'゜★*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:..:*::・'゜☆。

自身、77歳を無事に過ぎた事もあり、この度 15歳から60年余に渡る物創りの集大成としてのお披露目をすることと致しました。
美術団体、新協美術に30年在籍し、一年一作の出展作品はそれぞれに評価を受けた作品達であります。
今回はそれらの内から数点を展示致します。
さらに工芸品としての品格を持った、小物雑貨群の魅力に触れて戴ければ幸いであります。 宮川弘尚 記

20240318 miyagawa-01 20240318 miyagawa-02 20240318 miyagawa-03 20240318 miyagawa-04 20240318 miyagawa-05
20240318 miyagawa-06 20240318 miyagawa-08 20240318 miyagawa-09 20240318 miyagawa-10 20240318 miyagawa-11

真竹・虎斑竹・孟宗竹などをモザイクのように貼り、仕上げていく独自の特許工法で作られた財布やバッグなどの日用小物から、美術展に一年一作ずつ出品してきた家具調度品までが並びました。
硬い竹を布に貼り付けて制作する小物は、竹の加工から皮布の縫合に至るまで、すべて宮川さんご自身の手によるもの。
実際の使い勝手を考え抜いて制作された小物は、工芸品としての品格と宮川さんの感性が光る渾身の逸品です。

 '゜★*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:..:*::・'゜☆。

S.21年2月(1946)     北海道小樽市生まれ
S.51年7月(1976)     第十九回新協展に初出展会友に推挙される。
S.52年10月(1977)   第二十回新協展に於いて会員に推挙される。
吉祥寺東急にて「宮川征甫・弘尚展」開催
S.55年~57年     仙台藤崎にて「宮川征甫・弘尚展」二回開催
S.59年~61年     町田東急にて「宮川征甫・弘尚展」三回開催
S.60年10月(1985)  第28回新協展に於いて会員努力賞受賞
H.元年6月(1989)    横浜松坂屋にて「宮川征甫・弘尚展」開催
H.2年5月(1990)     町田東急にて「宮川征甫・弘尚展」開催
H.2年8月     夏の蓮展に於いて埼玉県知事賞受賞
H.3年8月(1991)     夏の蓮展に於いて大日本現代美術家連盟賞受賞
H.4年1月(1992)     東京晴海見本市会場に於いて開催された、東京クラフト・エクスポに出店
H.5年6月(1993)     牧方近鉄にて「宮川征甫・弘尚竹工芸展」開催
H.8年7月(1996)     京都大丸にて「宮川征甫・弘尚竹工芸展」開催
H.9年10月(1997)   第四十回新協展に於いて四十回記念賞受賞
H.11年10月(1999) 第四十二回新協展に於いて委員推挙される
H.12年10月(2000) 第四十三回新協展に於いて工芸委員賞受賞
H.13年3月(2001)   神奈川県茅ヶ崎より群馬県上野村へ移住
H.13年~15年     横浜元町・ギャラリー元町にて「竹工芸展」三回開催
H.15年10月(2003)  第四十六回新協展に於いて東京都知事賞受賞
H.7年~16年     銀座松屋・和の座ギャラリーにて「竹工芸展」毎年開催
H.17年3月(2005)    高崎・大和屋にて「宮川征甫・竹工芸展」開催
H.17年10月     第四十八回新協展に於いて工芸泉賞受賞
H.18年12月(2006)  高崎広瀬画廊にて「竹芸と陶芸 二人展」開催

グッドデザインぐんま 「男右近・女右近」 クラフト部門:優秀賞受賞
H.19年7月(2007)     三十年間在籍した新協美術館を退会
H.19年7月     銀座松屋・和の座ギャラリーにて「竹工芸展」開催
H.19年12月     グッドデザインぐんま 「携帯香入れ」 クラフト部門:匠賞受賞
H.20年6月(2008)     高崎・大和屋にて「木・竹・二人展」開催
H.20年7月     銀座松屋・和の座ギャラリーにて「竹工芸展」開催
H.21・22・23年3月     前橋・ぎゃらりーFROMまえばしにて「竹工芸展」開催
H.21年12月(2009)   グッドデザインぐんま 「虎斑竹ブックカバー」 クラフト部門 : 奨励賞受賞
H.22・23年3月     桐生・モギギャラリーにて「竹工芸展」開催
H.24年5月(2012)     前橋・ぎゃらりーFROMまえばしにて「竹工芸展」開催
H.24年7月     桐生・モギギャラリーにて「竹工芸展」開催

 

浜渡富雄 創作陶展

□2024/03/11(月)~03/16(土)
11:00~19:00(最終日は5:00PMまで)

彩泥紙抜きの達人 浜渡富雄さんは岩手県八幡平、国立公園松尾村に生まれ、現在は日本工芸会正会員。
数々の公募展において入選入賞多数という今が旬の陶芸家です。

20240311 hamawatari-01 20240311 hamawatari-02 20240311 hamawatari-03 20240311 hamawatari-04 20240311 hamawatari-05

陶芸の産地を持たない千葉県にあって、自由な発想で作品を創り、発表している浜渡富雄さんの作品に描かれた葡萄、泰山木、山法師、野山の草花や葉からは、緑に憩うような優しさが匂い立つようです。
浜渡富雄さんは岩手県八幡平、国立公園松尾村に生まれ、現在は日本工芸会正会員。数々の公募展において入選入賞多数という今が旬の陶芸家です。
成形方法はロクロ挽きがほとんど。特徴は『彩泥紙抜き』。絵柄を切り抜いた紙を器に貼り─紙抜き─、そこに化粧土で彩色する─彩泥─陶芸技法です。さらにはその上から手で絵を描き加え、丹念に花びら一枚、枝葉の一つ一つを完成させていきます。大変な集中力を必要とするこの細工を経て、初めて器に豊かな色彩と優美な表情が宿ります。一品一品に込められた思い入れと気合が、どんな小品一つをとってみても、大作なみの充実感を感じさせてくれます。

'゜★*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:..:*::・'゜☆。

【 略 歴 】
  1954年 岩手県八幡平国立公園松尾村に生まれる
  1989年 千葉県に築窯
  1992年 伝統工芸新作展入選
  1992年 全陶展新人賞受賞
  1995年 習志野市美術展覧会会長賞受賞
  1995年 長三賞陶芸展入選
  1996年 朝日陶芸展入選
  1997年 千葉県展文化振興財団会長賞受賞
  1997年 北の菓子器展奨励賞受賞
  1997年 日本伝統工芸展入選
  2002年 益子陶芸展入選
  2002年 千葉三越個展
  2004年 大滝村教育長賞受賞
  2005年 神谷紀雄氏に師事
  2008年 めし碗グランプリ展 スポンサー賞受賞
  2009年 河北工陶芸展 岩手県知事賞受賞
  2009年 伝統工芸陶葉会展 陶葉会賞受賞
  2013年 第1回 陶美展入選
  2013年 日本伝統工芸展入選
  2015年 日本陶芸展入選
  2015年 陶美展 優秀賞(高島屋賞)受賞
  2015年 めし碗グランプリ展グランプリ大賞受賞
  2017年 現代茶陶展入選
  2017年 菊池ビエンナーレ展入選

  創真窯 日本工芸会正会員 陶葉会会員
  日本陶芸美術協会会員 千葉県美術会理事

'゜★*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:..:*::・'゜☆。

* * * * * * * 作家全日在廊 * * * * * * *

春の展示会7人展

□2024/03/05(火)~03/07(木)
11:00AM~7:00PM(最終日は5:00PMまで)

――――■ 出 品 作 家 ■―――――――――――――――――――
    小池 眞知子  塚田 道代  佐藤 悦子  鈴木 薫
         遠藤 宗子  高堀 純子  あらた アトリ
――――――――――――――――■ 春の展示会7人展 ■――――

20240305 harunotenjikai

手編みニット MINE 仲良し展

□2023/11/27(月)~12/02(土)
11:00AM~7:00PM(最終日は5:00PMまで)

天然素材にこだわり、着やすさを追求したオリジナルの一着からは、手づくりの温もりが伝わってきます。

――――■ 出 品 作 家 ■―――――――――――――――――――――――――
    水沼伊代子  福田静子  西谷豊子  室伏民子  渡辺幸子
―――――――――――――――――――――■ 手編みニット MINE ■――――


nakayoshi-2023

熊野 聡 オルゴールと木のバッグ展

□2023/11/14(火)~11/23(木)19日(日曜日)休み
11:00~19:00 最終日(23日)17:00まで 

斬新なアイデアで誰もが笑顔になる作品を作り続ける熊野氏。その作品は見ているだけで楽しく、手に触れると温もりが伝わってきます。
オルゴールや木のバッグなど独創的な作品約100点を展示販売致します。クリスマスプレゼントにもどうぞ。   店主 小川純一郎

20231114 kumano-01 20231114 kumano-02 20231114 kumano-03 20231114 kumano-04 20231114 kumano-05
20231114 kumano-06 20231114 kumano-07 20231114 kumano-08 20231114 kumano-09 20231114 kumano-10

木工クラフトマンの熊野 聡さんは宮城県仙台市生まれ。1977年に東北工業大学工業意匠学科を卒業後、千葉大学工学部工業意匠学科専攻生として玩具や集団遊具などを研究しました。2000年みやぎものづくり大賞 グランプリ受賞。2019年丹波の森ウッドクラフト展グランプリ(文部科学大臣賞)受賞など受賞歴も数多くあります。

国の伝統的工芸品に指定されている仙台箪笥作りの匠の技を活かして、ものづくりに勤しむ『木のパティシエ』とも言える御仁です。

ケーキ型オルゴールはイチゴを引っ張るとオルゴールの音色が流れ出します。
着色に頼ることなく素の木材の天然色を生かした手づくりオルゴールはプレゼントにもピッタリ。
デザインの愛らしさだけでなく、音色の素晴らしさにもこだわった逸品です。

まだ幾多の銘木を使った木目の見事さが特徴の木のバッグは私たちの五感を、やさしく癒してくれるような奥深さがあります。
きっと使い込むほどに風合いを増して、飽きることがないでしょう。 正に大人の日常にふさわしい作品です。

初日は熊野さんが在廊します。今年、熊野さんの東京での展示販売は当画廊だけ。ぜひお越しください。