展示会スケジュール
栗林桐子 TSUMUGI 紬服展


手作り5人展 2013年

草木染展


絵と書 ・ 陶 ふたり展

書を大学で学んだのち、渡辺鍔空先生の薫陶を受け、絵と書の道を歩んでおられます。
絵には黒や褐色を主調とした、風格ある重量感があり、明と暗、光と影が、幽玄で象徴的な世界を創り上げています。
語りかけてくる様な言葉を感じさせる字、薄墨で優しい字、飛び出して来るような元気の良い字。
この言葉を、この字で書いてみたいという作者の情熱が伝わる、力のこもった作品が並びました。
窯は登り窯で、時には染色やステンドグラス制作も手掛けるという多彩さも持ち合わせています。
木下マル子 手編ニット作品展 2013

二十数人の方々を指導されるなど、ご高齢ながらも大変お元気。
二本どりのウールのジャケットまで、幅広く取り揃える予定ですが、時間をかけて丁寧に編み上げるだけに、
総点数はあまりありません。是非お早目のご来廊をお勧めします。
残念ながら和製の糸は硬くて、編んでいても肩がこるので使えないとのこと。
カシミヤ素材にも負けない世界最高品質の手編み糸を使用されています。
きっと着る方にも心地良いはずとの信念から。糸はなるべく上質のものを探して選んでいられるとのことです。
この道50年の木下さんならではの手業の結晶。多くの方々にご覧頂きたい逸品です。
備前 清水政幸 作陶展


前田和子&会津無一窯 鈴木幹雄・孫枝【青と白の器展】


山崎清孝 ・ よこたしょうこ二人展 【陶器と鉛筆画】
□2013/07/18(木)~07/31(水)会期中日曜休み
11:00a.m.~7:00p.m.
クラフト作家・山崎清孝(クラフト悠季)さんと、鉛筆画家・よこたしょうこさんの二人展です。
◇◆◇クラフト作家・山崎清孝(クラフト悠季)◇◆◇

鳥や動物をモチーフに自然の優しさと大切さを、土の温もりと素朴さで表現する愛知県瀬戸のクラフト作家 山崎清孝さんは、
生活空間に潤いを与え、見る人・持つ人の心があたたまる物づくりを心掛けています。
招き猫をメインに、フクロウの置物や、時計などのインテリアまで、多数の陶芸作品を揃え会場を癒しの空間としてくれました。
◇◆◇鉛筆画家・よこたしょうこ◇◆◇


次にネコと犬の鉛筆画家よこたしょうこさんをご紹介します。
よこたさんは聖徳大学日本文化学科を卒業。一般企業勤務後、鉛筆画を独学で学びました。
現在は鉛筆画家として首都圏を中心に制作・展示活動をしながら、
カルチャー教室・自治体の講座などで鉛筆画教室の講師も勤められています。
今回の作品展ではネコと犬の鉛筆画をB5サイズ・A5サイズ・ハガキサイズまで展示販売。
また、よこたさんの在廊時には簡易肖像画をその場で描く企画を行いました。
簡易肖像画(ハガキサイズ)一点、制作所要時間一作品につき約20~30分。細密鉛筆画とは仕上げや作風等異なりますが、
作家直筆の一品作品を¥2,000という特別価格でお渡ししましたので
犬と猫の写真をお持ちいただく方あり、なかには人物のポートレイトを依頼される方ありと、
たいへん多くのお客様にお越しいただくことが出来ました。
前回2012年に開催した、よこたしょうこ・山崎清孝二人展 dog/cat/owl in ぎゃらりー小川を You Tube でご覧いただけます。
桃崎陶房 桃崎孝美 青瓷展
□2013/06/03(月)~08(土)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
当ギャラリー、初お目見えの桃崎孝美さん(熊本県阿蘇郡西原村在住)の陶芸展です。

佐賀県有田での修行中に、青瓷に魅了された桃崎さんは「青瓷(せいじ)」に取り組んで約30年。
中国の古典に学び、試行錯誤を繰り返しつつ自分なりの作品づくりに心を砕くなか、数々の工芸展で入選・入賞を重ねてきました。
それでも「青瓷」は、表面の微小なピンホールすらも傷とみなされる繊細な焼き物だけに、日々精進を続ける毎日とのことです。
青瓷特有の形のシンプルさ、色合いの奥深さは、作家の個性を際立たせる要所です。
この機会にぜひ会場へ足をお運び頂き、絹のような質感と深みを帯びた水色の素晴らしさを肌で感じて下さい。
桃崎さんが窯の火を燃やし続けながら、絶え間なく求めた「澄み切った空の色(天青)」に
心を動かされない焼き物好きはいないはずです。
今回は食器のほかに中国宋時代に誕生した名品へのオマージュともいうべき香炉・瓶・壷なども並びます。
